時代とともに変化するお葬式の形

2019年04月03日
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お葬式も少し前までは家族や親族が中心となり、友人や仕事関係、近所の人など多くの人が故人を送るという葬儀スタイルが一般的でした。時代とともにお葬式に関する考え方は変化し、現在では家族葬や直葬などよりシンプルで費用も抑えた葬儀が選ばれる時代となっています。

お葬式での代表的な儀式としてはお焼香があげられますが、高齢の方や体の不自由な人は会場まで足を運ぶのも大変という悩みもあります。とはいえ、やはり参列したいと考える人は少なくありません。そこで登場したのがドライブスルー焼香と呼ばれるスタイルです。

これはその名前の通り、車から降りることなく葬儀に参加できる新しい葬儀のスタイルです。高齢の方や車椅子を使っている人が周囲に気を使うことなくお焼香ができるというメリットがあり、マスコミでも取り上げられ話題となりました。

仕方についても、お香をつまんで行う一般的な方法ではなく、ボタンを押すだけで済ませることができます。長時間の参列が難しい人にも参加しやすいので高齢者などの参列者にメリットがあることはもちろん、お葬式をする遺族側も参列者が減ることでより小規模な会場を選べるというメリットもあります。まだ新しいスタイルということもあり、導入している葬儀社は多くはありません。



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